名古屋市堀川のお話

名古屋城から市内を繋ぐように流れる堀川ですが、高度経済成長期には生活排水が垂れ流されるなど汚染が進行してしまいした。
市では”うるおいと活気の都市軸・堀川”を再び甦らせることを目標とする「堀川総合整備構想」を平成元年3月に策定。
この整備計画では堀川の”治水”・”浄化”・”にぎわい”の3点がキーワードとして掲げられています。

なぜ堀川の水質が問題になっているの?

堀川が他の河川と異なる点は”自己水源”を持たないことです。
その為、未処理の排水が流入や伊勢湾の潮の満ち引きに伴う海水の遡上の影響を強く行けてしまうという特性があります。

ゴミを拾ったり、掃除をすれば綺麗になるんでしょう?

残念ながら、長年蓄積され川床でヘドロになってしまっている泥は、ゴミ拾いや簡単な清掃だけでは著しい改善は期待ができません。。。。昭和41年には川床から発生する硫化水素などの悪臭公害、「死せる川」とまで言われるようになってしまっていたとのことです。上下水道の整備や水面掃除が行われ浄化は進みましたがさらなる継続が必要です。

このように一度破壊された環境を元通りにすることはとても難しいことが分かります。

改修工事により、当社のラックストーン工法で壁面化粧が施されました。

私たち創景は壁面化粧を通してこれからも、名古屋市堀川の総合整備構想をサポートしていきたいと思います。
今回は名古屋市HP、MAEDA .Lab HPを参照させていただきました。

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