野呂川橋上流

富士川支流である早川の最上流部野呂川では、度重なる台風や雪解け水及びゲリラ豪雨のどの洪水被害により、野呂川橋上流部の既設蛇篭護岸工が崩壊してしまったために改修することになった工事です。

現地にはこれらの蛇篭石が数多く残っており、この現地発生石を再利用して渓岸の保護及び崩壊の拡大抑制をする為にラウンドストーン工法が採用されました。
石材には背面アンカーが撃ち込まれ、コンクリート架台と一体化となる壁面化粧工法です。
こちらの現場では石張護岸工を約220m施工されました。

所在地山梨県 南アルプス市芦安倉
工法ラウンドストーン工法
発注者国土交通省 富士川砂防事務所
竣工2010年
遊歩道
自然な水際を演出
景観を明るくする色合い
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