案内川防災工事

高尾山口駅前を流れる案内川の左岸広場整備計画において、東京都が実施した護岸改修工事に当社の3種類の工法が採用されました。景観性と安全性、そして自然との共生が求められた現場で、従来技術では難しかった多様な石積表現と高耐久性を実現しています。
案内川の整備事業は、優れた景観性と技術的価値が高く評価され、2025年度 土木学会デザイン賞の最優秀賞 を受賞しています。
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| 所在地 | 東京都 八王子市 |
| 工法 | アンカービオストーン工法、アンカータフストーン工法、ラウンドストーン工法 |
| 発注者 | 東京都 |
| 竣工 | 2022年 |



石積護岸の主要部分に採用された アンカービオストーン工法(背面ネット一体型石積) です。モルタルやコンクリートを使わず、石の噛み合わせを活かして積み上げる伝統的な空石積みの景観を踏襲しながら、石材背面にアンカーを打ち込み背面ネットと連結する当社独自の技術により強構造化を実現。裏込めコンクリートを使用しないため自然環境に配慮しつつも、従来の空石積みを上回る耐久性・施工性を持つ進化型の石積工法です。



階段部分に使用されました。基礎コンクリートと自然石の階段を一体化して構築できるため、施工の効率化と工期短縮に大きく貢献します。石種やデザインの自由度も高く、河川空間の景観づくりに柔軟に対応可能です。



水流が合流する重要箇所に採用された アンカータフストーン工法 です。防錆処理アンカーで背面メッシュを固定し石材を積み上げていく改良型の背面アンカー式練石積工法で、裏込めコンクリートを使用しながらも深目地仕上げを実現できるため、強度と美観の両立が可能です。案内川には地形を活かして水が流れ落ちる「滝状」のデザインが施された箇所があり、流水衝撃に耐えるため基礎を強固に構築する必要がありました。ここでは当社の型枠タイプのアンカータフストーン工法を利用し、石積と基礎コンクリートを同時施工することで大幅な工期短縮を実現しました。









