町田市新庁舎

町田市新庁舎の計画は、市民参加によるワークショップを重ねながら進められた点が大きな特徴です。市民から提案されたテーマは 「公園庁舎」。
行政の拠点としての役割を果たすだけでなく、訪れる人々が自然と集い、憩い、親しめる “開かれた庁舎” を目指して整備されました。
完成した新庁舎は、雑木林や木漏れ日広場、屋上庭園といった豊かなランドスケープに包まれています。建物自体が公園の一部となるような、テーマにふさわしい佇まいです。
| 所在地 | 東京都 |
| 工法 | SKソイル、洗い出し/研ぎ出し |
| 発注者 | 町田市 |
| 竣工 | 2010年 |
■ SKソイル(土系特殊舗装材)の採用
外構ランドスケープの一部に、当社の土系特殊舗装材 SKソイル が採用されています。
特に、建物西側に位置する 雑木林の中を抜ける小径 に使用されています。
雑木林には本来、天然土のような質感がよく馴染みますが、天然土では以下の課題が残ります。
- 砂ぼこりが立つ
- 雨天時に泥濘(ぬかる)む
- 管理負担が大きい
SKソイルは、自然な土の風合いをそのままに、モルタル同等の強度 を持つため、長期間安定して利用できる舗装材として最適です。



■ 研ぎ出し工法の採用(ベンチ・舗装)
町田市新庁舎では、SKソイルに加えて 研ぎ出し仕上げ によるベンチおよび舗装部分も施工しています。
- 白色ベースの研ぎ出し を採用し、空間全体を明るく演出
- 植栽を囲むように設計された 円形ベンチ に使用
- 景観のアクセントとして機能
さらに、西側の雑木林内に移設された 「非核平和都市宣言碑」(1988年制定) の周囲にも、白色の研ぎ出し舗装が採用されています。
雑木林の中に白い舗装が浮かび上がり、静謐で神秘的な雰囲気をつくり出しています。



■ メンテナンスについて
白系カラーは自然環境の影響により汚れが目立ちやすい傾向がありますが、
- デッキブラシ
- 高圧洗浄機
などで表面を清掃することで、明るい状態を取り戻すことが可能 です。






