石積研修

近年は災害復旧など、近年の護岸改修において地域に馴染んだ石積工法が重要視されるようになりました。

そこで護岸改修を設計されている担当者の方に、実際の石積を体験してもらうことになりました。

今回は雑割石φ300mm~φ400mmを使っての施工となります。石材の面(つら)を見ながら、一つ一つ積み上げていきます。

・天端石の納め方

・隅角石の納め方

・排水部分の凹の納め方

など2日間に渡って研修を行いました。使用する石の、すべての面(つら)を吟味し、積み上げる事の重要さを理解していただけたと思います。

設計者様からは、机上では考えられない体験ができたと!!と喜ばれました。これからも一年に2回程度このような研修会を開いていきます。

石材の一面だけを使って積んでみる!石材の控え方向になる場所をマーキングしているところです。
護岸の隅角部、石材を選び要領を打ち合わせながら積んでいきます。
正面に向かって左が、一面だけを使って積んだもの。右側が全面を使って積んだもの。石材のかみ合わせが一目瞭然です。
石材への穿孔作業。石材設置が完了し、石材へ穿孔します。石の動きがないか?など検証します。
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