宇治川宇治山田地区河道掘削他工場

宇治川名所の一つ 『亀石』 の前の護岸を整備しています。
景観検討委員会、学識経験者(景観の先生)、施主である淀川河川事務所職員が視察立会にきました。

アンカービオストーン工法、施工中
護岸の完成が楽しみです。
施工現場(宇治川右岸)から対岸の様子
施工状況写真 1
施工状況写真 2
熟練の石工さんが丁寧に積上げています。
景観検討委員会、景観の先生、淀川河川事務所職員の視察立会
石材に打ち込んだアンカーの引抜試験実施状況写真
技術サポートとして実施しております。

アンカービオストーン工法、あまり聞き馴染みのない工法名かもしれませんが、当社オリジナルの工法です!一般的には連結自然石、または背面ネット一体型空石積工として呼ばれている昔ながらの石積み風景を作ることができる工法です。

アンカービオストンの特徴
多自然空間の創出

空石積みならではの、石材の合端から生まれる適度な隙間が、水生昆虫・魚類・動植物の良好な生息空間を生み出し、自然な状態のビオトープ環境をつくり出します。

安定した構造体

アンカーシャフトと背面シャフトをジョイント金具で連結することにより、シャフトをジョイント部で調整できるため、石材の控えに関わらず常に全面仕上面からの壁体厚を一定に確保できます。仕上石材(背面アンカー打込済み)、背面ネットを専用金具でレンケルすることで、裏込め材と一体化した構造体を作り出します。
使用する金具はステンレス、または亜鉛アルミ合金メッキによる高耐久性仕様となっております。

優れた施工性の実現

石材は金具と背面ネットと連結することで、個々の石材の据付時の安定を確保できます。石材の合端の加工を伴わないので、従来の石工による施工はなく、普通作業員での施工が可能です。
昔ながらの空石積みは、石材の控えが必要でした。しかし、当社工法では石材の控えが小さくても施工が可能な構造であり、現地発生石材のリサイクルも可能です。
よって、廃棄物の減量ができ、環境にやさしい工法であると言えます。

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