白谷沢堰堤~その3~

白谷沢堰堤の第三報です。

先日、現場に足を運んでみましたが、終盤にさしっかかっており、作業員の方々が皆忙しく作業されていました。
既設堰堤の完成日は読み取れませんでしたが、”内務省”と書いてあったので昭和初期に築造されたものだと思います。
水通しの石材は目地無しで敷き詰められ、表面は滑らかになっているものの、損傷はありませんでした。先人の知恵に学び、これからも堰堤補強など景観修景に伴った工法を提案していきます。

[150m2]

白谷澤堰堤、完成間近です。
完成当時に記録されたものと思われます。枠内左上には内務省と書いてあります。
天端石を取付、内部にコンクリートを打設すれば完成です。
上流側より、増し打ちした部分(新規石材取り付け部)は、既設の石材と色、表情も調和していました。
同じく上流側アップ
水通し部、既設の石材は目地が無く施工されている為、損傷はほとんどありません。新設部も目地巾を極力抑えた割付になっています。
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