神田川防潮堤修景工事で使用する石材の自主検査に行ってきました。

2018年5月19日~22日、神田川防潮堤修景工事で使用する石材の自主検査に行ってきました。気温36度・湿度70%と非常に蒸し暑いなかでの、検品となりました。この工場は長い時間をかけて一緒に成長して来た工場です。いい製品が出来ていました。

[6,600m2]

安山岩の原石です。大きいものは直径2mを超える物もあります。小さいサイズはベンチの台座に使ったらオシャレかな?

さーいよいよ工場内へ…大口径の機械がフル稼働、とにかくうるさい!とても会話はできません。

原石が工場内に搬入された状況です。大きいサイズはあらかじめセリ矢で小割にします。

大口径での加工状況です。厚さを一定にスリットを入れていきます。

スリット加工が完了し、隙間にセリ矢をいれて板状に分割します。

小型機械で成形していきます。直角・縦横寸法を決定する重要な作業です。

一枚一枚、検査しながら積み上げます。

さーここからが石の顔を決める、石材二次加工です。当社との付き合いも10年以上になるベテラン石工の腕の見せ所です。みんな気のいいおじさんです。

金物を取り付けるアンカー穴の加工状況です。穿孔深さに注意を払っての作業です。この作業簡単そうにみえますが、施工指導で一番大変でした。どうしても力が入ってしまうんです・・・

仮組立をやってみました。これが神田川の壁面になると思うと、何だかワクワクしてきました。

工場の全景です。手前にある原石はこれから発注される現場のストックです。神田川の原石はここから300m奥にあります。

目次